女性支援プロジェクト

【第6回】 あゆみだした女性の会 廣瀬直美さん

 今回は岐阜を拠点に、DV・デートDVの当事者や、DVに巻き込まれた子供たちの支援を中心に活動をしている【あゆみだした女性の会】メンバーの廣瀬直美さんのメッセージを紹介します。

■なぜ女性の人権に取り組むようになったのですか?
 工業高校建築科に通っていた私は「女のくせに」「女だから」とかしょっちゅう言われて、いつもイラッとして先生と闘っていました。この頃から「女性の立場」に敏感になりました。卒業後に就いた職業が建築士と言うガッツリ男社会の建設業界。毎日の仕事の中で嫌と言うほど、男女が同じ土俵に上がることの困難さを感じました。様々な女性達と話していくうちにこの業界だけではなく、この社会の構造が女性より男性が優位であるのだと気づいて、「それはいかんやろ」と思い立ったわけです。
 男女共同参画が進んだと言われている今でも、現場で「奥さん、旦那さんが社長なんでしょ?」とか「女でよくやるよねえ。」なんて言われて、男女共同参画という言葉だけでまだまだだなあと思っています。



■DV被害者支援に力を入れることになったきっかけは?
 女性問題の勉強をしていて、この社会にドメステックバイオレンス(DV)と言う行為があり、想像以上に多くの女性達が傷つき苦しんでいる事を知り、自分の身近な所にも悩んでいる女性達がいることにも気付きました。社会での支援体制がまだまだ不十分と感じたこともあり何か自分にできることがあるはずだと、友人たちと弁護士の森川幸江さんに協力をしていただき勉強会を続け、平成16年にDV当事者支援団体【あゆみだした女性の会】を立ち上げました。

■【あゆみだした女性の会】はどんな活動をしていますか?
以下のようなDV被害者女性の支援活動をしています。
◆電話相談 毎月第一第二金曜日 13時から17時 電話058-326-2514
◆面接相談 要予約(随時受付)電話080-1613-1515
◎自立支援
◎裁判所、行政機関、ハローワーク、弁護士相談などへの同行支援
◎こころさぷり講座
(女性のためのエンパワメントの講座です。)
◎暴力のある家庭で育った子どもたちの支援
◎DVに関する各種情報提供
◎DVに関する研修・講演等企画運営
◎デートDV防止教育プログラム
◎地域への啓発活動
◎DVに関する調査研究事業
*問合せ先電話  080-1613-1515

■活動する中で困ることはありますか?
 スタッフのほとんどが仕事を持ちながら、活動していますので時々人出が足りない時があります。もっと一緒に活動してくださる方が増えるといいのですが…。
後は、電話代などの活動資金の捻出が大変です。皆さんからの会費と寄付で賄っていますが、正直苦しいですね。皆様のご協力お願いします。

■今後の活動について
 当事者支援とともに、頑張る女性のエンパワメントのお手伝いもしていきます。
 傷ついた子ども達の支援、非暴力教育の活動にも力を入れていきたいと思っています。

■メッセージ
 一人で悩まないで、一緒に考えましょう。
 一人で頑張らないでください。
 頑張りすぎると疲れてしまいます。
 時には、ゆるゆるだらだらと過ごして、自分に優しくしてください。
 
ドメスティック・バイオレンス(DV)とは…?

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DV相談窓口

ミント

あゆみだした女性の会
  電話相談(第一・第三金曜日 13時から17時まで)
  058-326-2514
  面接相談(要予約 随時受付)
  080-1613-1515

岐阜県女性相談センター   058-274-7377